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2010年を振り返って

2010年は、本当に多様性に富んだ一年になったと感じてます。

せっかくの機会なので、Blogでも2010年を振り返ってみて、
来年2011年への道しるべとしてみたいと思います!

■仕事

来年より営業部が変わる事になりました。
昨日、営業部の忘年会がありましたが、この2年間、大変お世話になった営業部長より、自分自身に対する評価と課題点を教えていただきました。まず良かって点としては、非常に好奇心が旺盛で、気になったことは自分自身で試してみて、前向きにチャレンジしていく姿勢があると評価をいただきました。そして課題点としては、地道なビジネスが少ない環境にいたことから、普段からの地道な活動を継続し、数字をとりにいく経験を実施することだとアドバイスをいただきました。

そして個人的にすごく嬉しかったのは、誰よりも多くの時間を使って仕事をしているということを評価いただいたことでした。”成果=能力×時間”という考え方をみんなの前でお話され、ビジネスの成果を出すのは、能力がないのであれば、他社や他の営業よりも多くの時間を割いて、どこまで真剣に取り組めるかということでした。単純に時間をかけるだけでは、確かに非効率な面はあるかもしれませんが、石の上にも3年で、ひとつのことに取り組めば取り組んだだけの結果はかえってくるのだなーと実感できたのが、2008年から始まったこの3年間だっとと肌身に感じました。

1日1時間でも、人より多くの努力をすれば、1ヶ月で30時間、1年で360時間、3年では1080時間と、この差は非常に大きい。2011年はこの1日1時間という価値ある時間を大切に新たなチャレンジに投資していきたいと思います。

■iPhone&Twitter

2月にiPhoneを購入。2010年の早い段階で、この新しい世界に触れることができたのは、格段に視野が広り、本当によかったと思います。そして同時に開始したtwitterの世界。つぶやきってどうだろー、、、と懐疑的な感じがしましたが、自分自身の中にも新しいコミュニケーションが形成されたと実感できました。また『ツイッターノミクス』で書かれていたWhuffieという概念も目から鱗でした。貨幣経済ではない、”Whuffie”というネット上での信用貨幣のような新しい概念でビジネスが成立していく世界感には、妙な納得感がありました。できうれば、今、通っている東京企画構想学舎でこのような世界を実現できればと考えています。

■ビジネススクール&facebook

2007年のグロービスに続き、今年は「東京企画構想学舎高松聡学科」に参加しました。このメンバーとの出会いは、本当に貴重なものになりましたし、きっと今後の人生の中でも重要な仲間になっていくんだと強く感じてます。まだあまり実感がないのですが、授業の一環で実際に会社を立ち上げるという企画にもびっくりで、第一期生となる我々は、事業を継続していくスキームを考え、次の代へつなげていくことも真剣に考えなければならないと感じ始めてます。そして、第一期生のひとつ大きなゴールが、iPhoneアプリの企画を考え、実際に開発し、世の中に問うてみること。iPhone App市場は、すでに飽和している感がありますが、未来を予想、予見、予知して新しい軸を打ち出していきたいと思います。

さらにもう一つ。facebookを利用し始めたこと。日本ではまだ200万人ぐらいの会員ということですが、Globalでは5億人を超えるSNS国家へ成長。企画構想学舎のメンバーとグループ内でのやり取りではなく、ファンページやBizCafeのようなバーチャル&リアルな集いの場を立ち上げて、Idea/Brain Gridのようなみんなのアイディアが集まり、そこから新しいアイディアが生みだされていくようなプラットフォームが実現できればいいなと考えてます。

■趣味

今年はまったくawayな世界へ飛び込みました。そう”囲碁”に挑戦してみました。20級から開始し、8級まで昇格しましたが、来年は初段をめざしたいと思います。またリアルな世界の囲碁だけではなく、ネットの世界で世界各国の棋士達とも英語のチャットをしながら、勝負ができたのも非常に楽しい一面でした。ロシア人やブラジル人からは碁盤ってどうやって買うの?とか質問がきたり、どの国か忘れましたが13歳の子からはどうやったら日本でプロになれるんですかーなど、囲碁という一つのプラットフォームを通した会話は、よい経験になりました。きっとソーシャルゲームなんかも、このような世界に近いのかなと感じてます。

来年はひとつ心に決めていて、水泳と音楽(ピアノ)にチャレンジしてみようと考えてます。水泳は肩を脱臼して以来、実に10年ぶりぐらいになりますが、今年から始めた皇居ランの延長で、35歳までにはトライアスロンに挑戦してみたいと思ってます。

■書籍

2010年の3冊をあげると、あまりの目から鱗の考え方だったので、著者に直接tweetしてしまった以下の3冊だと思います。特に年末に読了したグループ・ジーニアスの考え方は、次の5年間の自分の中心的な発想方法にしていきたいと思います。

凡才の集団は孤高の天才に勝る―「グループ・ジーニアス」が生み出すものすごいアイデア
http://amzn.to/i6tlJD

モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか
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20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
http://amzn.to/f4rq8d

あとは、ノンフィクションチックな書き方が大好きな黒木亮のエネルギーかな。山崎豊子さんのように、どうやって取材をしてくるのか不思議なくらい詳細に書かれていることは、仕事の参考にもなったし、表向きではない人間のエゴやウラの駆け引きもあるということがよくわかりました。

エネルギー(上)(中)(下) (講談社文庫)
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英語の勉強という観点では、音読学習法を自らの経験から書いた以下の書籍は参考になった。特にKindleを購入して間もなかったので、今までなかなか読み進められなかった洋書も楽しくスムーズに読めるようになれたと思います。

「超音読」英語勉強法 留学経験なし! だけどTOEIC テスト満点!
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■お気に入りのcafe

年の後半からcoffeeにハマり始め、いくつか顔見知りの常連なお店を作ることができました。来年もちょいちょい顔を出しながらお店のStockを増やしていこうと思います!特に合羽橋子珈琲と羽當は最高でした。

羽當
http://r.tabelog.com/tokyo/A1303/A130301/13001169/

合羽橋珈琲
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13009805/

■1年間を通して

長くなりましたが、最後にちょっとだけ2010年をまとめてみると、BusinessでもPrivateでも世界中のいろいろな人や場所との”つながり”を意識し、実行できた一年だったと思います。2011年は、さらにこの”つながり”を、自分がハブになり、もっともっと広げるとともに、より太いものにしていきながら、いろんな人から、いろいろな紹介をいただけるような関係に成長させていきたいと感じています。自分の思考に制限をかけることなく、もっと自由に大きく発想して、新しい世界を目指したいと思います。