Design Intangible World

ZEROBILLBANK - Startup Journey in Israel

パッション・ストラクチャー

『知能化都市』関口浩史著を一気に読み込んでしまいました。

現代都市を彼の視点から旧概念と新しい概念とを比較する形で分析していて、その中から、サブタイトルにもなっている『見えない都市をデザインする』というまったく新しい概念を提示しているところがたまらなく興味深かった。

特に慶応SFCの授業の事例紹介を読んだときに、
自分のひらめきのスイッチが入った感じがした。

それは、ある学生が未来の墓地として設計した柱
などの構造表記がない造形に対して、教授から
「なぜ構造表記がないのか?」と説明を求められて
学生が返答した一言。

「この建築は皆さんの情熱で指示される”パッション・ストラクチャー”を持っています」と、、、
圧巻としか言いようのない返答に驚き、
ふっとアイディアが。
そうか!現実的な世界の中では、柱や建設物を
させる構造の存在が必要なんだけど、Vertualな
世界であれば、そんなモノはなくても、
実現しうるのではないか?

そう、つまり学生のいうとおり、
”パッション・ストラクチャー”が実現できるん
じゃないかというアイディアが思い浮かんだ。

それは世界一のVertual Structure! 
宇宙まで届くVertualな構造物をみんなで
作ってみるのも面白いんじゃないかと。

Over Everest Project.

Google-map上に広告blockを積み木のように積み上げていくような形にしていくのでも面白いし、セカイカメラなどと提携して、ある定点からみんなのメッセージをためていくような取り組みにしても面白いんじゃないかなー。

そしてジェンガのように入れ替えが可能な構造にして、たまには崩れちゃったり、地震が起こったりなんかして。
また月の土地を販売している企業と提携し、Stairs to the moon projectなんていうようにして、月までの階段をVerstualな世界に作って、一段ごとに広告Spaceをもうけてみるのも面白いんじゃないかなー。