Design Intangible World

ZEROBILLBANK - Startup Journey in Israel

uniqueness = open × mixture (or -> and)

何気なく立ち寄った六本木の本屋さんにて、石倉洋子著『グローバルキャリア〜ユニークな自分の見つけ方〜』という本が妙に気になり衝動買い。そして一気に読了。おもしろかった。情報技術の革新が進み、国境、業界、組織という「場」の概念が緩やかになり、個人への力のシフトが起こる変化が常な世の中では、自分を「オープン化」しながら世界に視野を広げ、「ORをANDにする」という二者択一のトレードオフではなく多様な「組み合わせ」を発想しながら、自分なりの「ユニークさ」を打ち出していくことが鍵となるという。

明確な目標がない中でも、その都度、自分の置かれた環境の中から、時は過ぎ去ると二度と帰ってこないという「時間への感度」高く、前向きに取り組んできた経験豊かな著者の人生観に惹かれました。

印象的なこと、刺激を受けることがあると「やろう!」という気になるのですが、行動に移す人は意外と少なく、時間の経過とともに、その時に感じた意欲が失われてしまうことが多いのもこれまた現実。時を置かずにすぐやる、何か行動をとりながら時間への感度を高め、成長する機会を増やしていこうと考えさせられた週末でした。

それともう一つ。継続は力なりとしながらも「Exit Plan」を持つことの重要性を考えさせられました。継続 vs 挫折の対立軸の中で、期間を決めて目標を定め、それが達成できない場合は潔く撤退することを前もって決めておくことの重要性。その裏返しとして、なんとしてもやり遂げるというモチベーションの維持。

今年末までに達成すべき明確なGOALを決めなければ!